台湾最北端 富貴角灯塔と老梅沙灘
2018年6月に台湾最北端灯台、富貴角灯燈を訪れました。
富貴角灯燈は台湾最北端にあり、富貴角公園の一部となっています。
灯台は日本統治時代の1896年に日本ー台湾間の海底ケーブルと航路標識の敷設に伴って建設され、翌1897年に運用が始まりました。
灯台の高さは約14メートルで、八角形の形をしています。
この辺りは霧が出るようで、霧の中でも灯台が容易に識別できるように白と黒のストライプ柄に塗られており霧笛も設置されています。
今の建物は建て直しされたものですが、100年以上も海の安全を守ってきたベテランさんです。
日本では珍しいストライプ柄に八角形の塔体、灯台としては少し背が低めなので模型みたいでちょっと可愛らしいく見えます。
これからも残って欲しい灯台です。
灯台からバス停に戻る途中で少しだけ老梅沙灘に寄ってみました。
この砂浜には老梅緑石槽と呼ばれる海蝕溝の石槽があります。例年4~5月頃にはこの石槽が海藻で覆われ美しい緑色になるそうです。
今回は6月だったので見頃は過ぎていましたがまだ緑の部分が残っていて雰囲気を味わうことができました。
次はちゃんと準備して撮りに来たいところです。
富貴角灯塔 / 老梅沙灘 : 石門区 新北市 253
MRTの終点・淡水駅からバスで約50分
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